もしものときに対応できるように
砂川中学校で救急講習会が行われ、2年生が脳卒中や心肺蘇生、災害発生時の初期対応の大切さを学びました。脳卒中・脳梗塞の講義では、札幌医科大学の齊藤医師にお越しいただき、脳卒中・脳梗塞の早期発見の重要性を説明していただきました。周りの人が脳卒中になったとき、すばやく判別する方法であるACT-FASTを実践し、もしものときの対処法を学びました。
ACT-FASTとは、「ACT」は行動、「FAST」は早く、すなわち早く行動しましょうということで、「FAST」の「F」「A」「S」「T」にはそれぞれ意味があります。
「F」は「Face」顔のまひです。顔の片方が下がる、ゆがみがあるなどの特徴があります。
「A」は「Arm」腕のまひです。片腕に力が入らない、動きの途中で急に力が抜けたりします。
「S」は「Speech」ことばの障害です。ことばが出てこない、ろれつが回らないなど、いつもどおり話すことができなくなります。
「T」は「Time」時間です。顔、腕、ことばのいずれか1つでも症状が出ていれば脳卒中の可能性があります。治療の遅れが命にかかわりますので、すぐに救急車を呼びましょう。
そのほか、心臓マッサージや人工呼吸、AEDの取扱方法や、大規模災害発生時の初期対応、避難時に必要なものなどを学びました。
もしものときに正しい行動をとるには、事前にしっかり手順や方法を理解しておく必要があります。今回学んだことを忘れずに、もしものときに対応できるようになりましょう。
また、3月22日には石山中学校で講習会が行われます。
心臓マッサージの体験を行っています
ACT-FASTを体験・学習しています
災害発生時に必要なものを考えています
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