市立病院の眼科医長である堀江幸弘医師がAlcon Novartis Hida Memorial Award(アルコン・ノバルティス・ヒダ・メモリアル・アワード)を北海道の医師としてははじめて受賞しました。この賞は2005年に設立され、毎年40歳以下の眼科医師2名を選考し、日本における眼科臨床のリーダーとなりうる眼科医師を育成支援することを目的としたものです。賞の選考は職歴や実績などのほか論文があり、論文のテーマは20年、30年後に向けて「将来究めたい分野」として医師偏在の解消を取り上げ、３年前に行ったネパールでの白内障手術のボランティアや市立病院での白内障の手術の実績なども賞の選考に大きな位置を占めています。
堀江眼科医長からは「この賞をいただいたことは本当にうれしい。砂川市立病院での経験や将来的には海外の経験などを積んでいった中で、北海道における医師の偏在など過去に勤務した他病院での経験などを活かしながら、解消に向けて少しずつやっていきたい」と力強く話しました。