この日は全国市長会用務のため朝5時に砂川を出発し飛行機で東京へ。
午前10時から全国市長会 財政委員会・都市税制調査委員会合同会議が開催されました。講演は、総務省 須藤明裕 自治財政局大臣官房審議官から「地方財政をめぐる諸課題について」と、同じく総務省 寺崎秀俊 自治税務局長から「令和7年度地方税制改正について」で国会開会中にも関わらず講演いただきました。今回の税制改正法案は、103万円の壁の動向がまだはっきりしていませんが、仮に123万円まで引き上げられた場合は、2000億円程度の影響があるようです。また、地方財政対策では、地方交付税総額が19兆円となり、臨時財政対策債の発行も初めて皆減となっていますが、まだ不確定な要素もあるようです。
引き続き、午後からは全国市長会理事・評議員合同会議。講演は、総務省 原邦彰 総務審議官から「地方行財政の課題」についてで、人口減少が前提での施策と、効果的・効率的な支出により健全な財政運営への取り組み。また、国・県・市町村の役割にも触れ、もっと国が前に出ていかないといけないとも。
講演後に、令和7年度国の施策及び予算に関する提言等について報告を受け、収支予算、第95回全国市長会議について協議し閉会。また、「医療法の一部を改正する法律案に対する意見」、「公立の義務教育諸学校の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律案に対する意見」も提出しています。