9月28日 滝川駐屯地と砂川市立病院の緊急患者空輸訓練
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自衛隊と砂川市立病院が協働して安全かつ迅速な患者の搬送体制を確立することを目的に病院屋上のヘリポートを使用し、緊急患者空輸訓練を実施した。
市立病院の救急職員の目標としては以下の4点。
①自衛隊離着時の待機ラインの確認(ドクターヘリとの違いを体験し、新規マニュアルの作成)
②安全に自衛隊ヘリに接近する
③自衛隊と協力し患者を自衛隊ヘリに収容・搬出
④自衛隊ヘリ内における患者の固定・医療機器の固定方法を理解する
実際の訓練概要としては、はじめに、訓練中に負傷した隊員をヘリで空輸し近隣医療機関へ搬送することを想定した救命救急センターとの連携訓練。次に、大規模災害を想定し、医療機能が低下した砂川市立病院からER及びHCUの患者と医師及び看護師を乗せて他医療施設への搬送訓練。(東日本大震災では岩手県花巻空港から広域医療搬送が実際あった)また、ヘリの機内における患者の固定方法や機内活動エリアの確認も行った。
直接訓練に参加したのは医師3名、看護師10名以上。
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滝川駐屯地から負傷した隊員を乗せたヘリが市立病院屋上ヘリポートに飛来
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ヘリが停止するまでスロープで待機する救命救急センター川原センター長(写真中央)と救命救急スタッフ
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自衛隊のヘリから搬出される負傷した隊員
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市立病院のストレッチャーに移し処置室へ
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自衛隊ヘリの説明
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市立病院から医療機能が低下した患者を他医療機関へ搬送する訓練
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患者をヘリに乗せ他医療機関へ搬送
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患者の搬出を見守る自衛隊員の皆さん
救急隊の医師及び看護師の皆さんと記念撮影
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