2月の様子
2月21日「小学校4・5年生 5校交流会」が行われました!

教育次長の東です。
2月21日、市内全小学校の4年生と5年生が総合体育館に集い5校交流会が行われました。約1年後には砂川学園で一緒になる児童が、他校の児童とのレクリエーション等を通じてふれ合い、親しくなることができるように企画された交流会です。
午前中は4年生の91人が集まり、はじめての5校合同の交流会です。最初の学校・学級紹介では少し緊張した雰囲気もありましたが、その後、10グループに分かれて一人ひとりが自己紹介をしたり、十人十色ゲームをしているうちに、他校の子とともに喜んだり笑ったり、豊かな表情を見せていました。各校の代表児童による感想発表では「色んな学校の人と話せて良かった」「ゲームが楽しかった」などと話していました。
午後からは、5年生76人が参加しての昨年9月の合同遠足以来となる交流会です。4年生と同様にレクリエーションを楽しみながら他校の児童と交流を深めていましたが、高学年らしい雰囲気もあり、また、いずれ中学生として同じ学校に行くことを意識しているようにも見受けられました。終了後には、「今度の5校合同の遠足が楽しみになった」「中学生になると他校の人と話すので、今日話せて良かった」といった感想が聞かれました。
最後となりますが、今回も豊沼小学校の児童が担当校として、司会をしたり、手本を見せたりとリーダーシップを発揮してくれたおかげで、交流会がスムーズに進行し、各校の友達が大いにひと時を楽しむことができました。準備にも時間がかかったと思います。どうもありがとうございました。
4年生 自己紹介
4年生 十人十色ゲーム
5年生 学校紹介
5年生 増え鬼
2月19日 保健福祉フォーラムが開催されました!

保健福祉部長の安田です。
皆さんは「8050問題」という言葉をご存知ですか?「はちまる、ごうまる問題」とは、80代の親御さんが50代のお子さんの生活を支え、社会的に孤立した状態の世帯が増えている社会問題のことを指します。年金を頼りに生活されているケースが多いため、親御さんが亡くなられた後にはお子さんが経済的に困窮する懸念もあります。
2月19日(木)に地域交流センターゆうで開催された「保健福祉フォーラム」は、テーマを「8050問題を考えよう」に設定し、「ひきこもり」と密接に関連するこの問題について考える機会となりました。
前半は、精神科デイケアの医療機関である、こころのリカバリー総合支援センター所長の阿部幸弘 様を講師にお招きし、「小さな集いが生む大きな変化~地域と共に考えるひきこもり支援」と題した基調講演を約1時間、後半はパネルディスカッションとして約1時間、引きこもりの状態から一人暮らしを始めた方の体験報告と、砂川市社会福祉協議会の日常生活自立支援事業(金銭管理が不得手な方の相談を受け、その管理を支援する事業)について担当者が紹介する形式で進められました。
基調講演では、「“引きこもり”はいつの時代にもある古くて新しい問題であり、どのように初期の介入をしていくか、心は動いているのでその中はすぐには見えない。ネガティブな情報だけではなく、ポジティブな情報も交えながら、対話を続けて徐々に近づいていくことが大切」ととてもわかりやすい表現でお話しいただきました。
誰もが自分らしく暮らすことができる地域社会の実現に向け、「8050問題」に対する関心が一層高まっていくことの大切さを改めて実感したところです。開催に当たり、基調講演およびパネルディスカッションで登壇いただいた皆様、委託事業を主管していただいた、社会福祉法人くるみ会「地域生活支援センターぽぽろ」の皆様、たいへんお疲れさまでした。