こころの健康を保つために~各種相談窓口の紹介~
不安が重なって生きる気力を失い、追い詰められた結果、自殺を選択してしまう場合があります。
自殺の要因は、うつ病や過労、経済問題、育児、人間関係などが関係し、将来に対する不安や社会とのつながりの減少などにより、解決の選択肢が思いつかない状況に陥ると、正常な判断ができないまま自ら命を絶つ選択をしてしまうのです。
他者との結びつきの欠如(孤独)は心身の健康状態を悪化させ、死亡率を高めることが明らかになっています。
必ずどこかに居場所があります。話ができる場所があります。まずは、孤立を防ぐ・脱出することが重要です。
自殺者の推移
1998年以降、3万人を超える自殺者の報告が続いていましたが、2010年以降は10年連続の減少となっており、2012年には15年ぶりに3万人を下回りました。(グラフ①参照)しかし、主要先進7か国と比較すると日本の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は最も高くなっています。(グラフ②参照)
※厚生労働省が発表した2023年の自殺者数(暫定値)は21,818人であり、高い水準となっています。
自殺を防止するために
次のような症状はありませんか?心配なことがある場合は、まずは相談してみてください。また、周囲の方の様子に異変を感じたら「声をかけてみる」「相談先を紹介してみる」など、一歩踏み込んでみてください。
- 気持ちが沈んで、何もやる気にならない
- いろいろな事が不安で、生活に支障が出ている
- 一つの事が気になりだすと、他の行動に移れない
- イライラしたり、落ち着かない。家族にあたってしまう
- 眠れない、昼夜逆転してしまっている
- 自宅や自室に引きこもってしまう
- 身近な人が自殺したことで悩んでいる
- 心配な人がいるけれど、どうしたらよいかわからない
- 病院へ行くべきかどうかを悩んでいる
相談窓口
- こころの健康相談統一ダイヤル
☎ 0570-064-556 【平日】9:00~21:00 【土・日曜日・祝日】10:00~16:00
※12月29日~1月3日を除く - よりそいホットライン(一般的な生活上の悩み・生活困窮・DV・心の悩みなど)
☎ 0120-279-338 【24時間対応・年中無休】
電話のほか、FAX・チャット・SNSによる相談にも対応 - 子供のSOSの相談窓口(子どものSOS全般・いじめ・不安・悩みなど)
24時間子供SOSダイヤル ☎ 0120-0-78310 【24時間対応・年中無休】 - 女性のための相談窓口
- ひきこもりや孤独・孤立で悩んでいる方の相談窓口
- 北海道いのちの電話(心の悩み・自殺問題など)
☎ 011-231-4343 【24時間対応・年中無休】 - 滝川保健所(心の悩み・うつ病・自殺・ひきこもり・自死遺族の悩みなど)
☎ 24-6201 【平日】8:45~17:30 ※年末年始・祝日を除く - 砂川市役所保健福祉部社会福祉課社会福祉係
☎ 74-8103 【平日】8:30~17:15 ※年末年始・祝日を除く - ふれあいセンター(心や体などの相談)
☎ 52-2000 【平日】8:30~17:15 ※年末年始・祝日を除く - まもろうよ こころ(相談窓口・自殺対策の取り組みなどをまとめたサイト)
- いのちと暮らしの相談ナビ(人間関係やお金・仕事など・さまざまな分野の相談先を検索可)
お問い合わせ先
砂川市 保健福祉部 ふれあいセンター 保健予防係
〒073-0166 北海道砂川市西6条北6丁目1-1
TEL 0125-52-2000 FAX 0125-52-2114
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