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エキノコックス症ってご存知ですか?

エキノコックス症とは

 エキノコックス症は、エキノコックスという寄生虫が、キツネや犬などに寄生し、その糞便などを介して、エキノコックスの卵が人の口から体内に入ると、主に肝臓に寄生して、放っておくと臓器をむしばみ死亡に至る可能性のある病気で、北海道では毎年20名前後の患者が報告されています。
  エキノコックス症は潜伏期間が長いため、初期には自覚症状はありません。成人では発症するまでに10数年ほどを要し、長い期間をかけて体をむしばんでいきます。子どもの進行は速く、数年で発症するという報告もありますので、屋外で遊ぶ子どももエキノコックスの感染に気を付けていくことが大切です。
 

予防のために大切なこと

  エキノコックス症の予防方法は、エキノコックスの卵が口に入らないようにすることが第一で、そのためには次のことに注意しましょう。

●キツネにえさを与えたり、触ったりしない。
●家の周りに、えさになる生ゴミ等を置かない。
●帰宅後や犬に触れた後は、必ず手を洗う。
●犬の散歩のときは、引き綱を付けて野ネズミに近づけない。
●野山で生水を飲まない。
●山菜や果実等は、よく洗うか十分に加熱して食べる。
(エキノコックスの卵は低温には強いが熱に弱く、煮沸すれば確実に死滅する。100℃、1分間)

エキノコックス症検診

  早期発見のために、5年に1度は検診を受けましょう

▼とき    6月3日(土)、10月1日(日) 10時30分~11時受付
▼ところ   ふれあいセンター
▼対象    小学3年生以上の市民
▼検査方法  血液検査
▼料金    500円

6月3日の検診は6月2日、10月1日の検診は9月29日までにふれあいセンターへお申し込みください。
 

エキノコックス症に関する情報について

  下記の機関において、エキノコックス症に関する情報が掲載されていますので、ご参照ください。

北海道保健福祉部健康安全局地域保健課 「エキノコックス症の知識と予防」このリンクは別ウィンドウで開きます

北海道立衛生研究所「エキノコックス症」このリンクは別ウィンドウで開きます

お問い合わせ先

砂川市 保健福祉部 ふれあいセンター 健康増進係
〒073-0166 北海道砂川市西6条北6丁目1-1
TEL 0125-52-2000 FAX 0125-52-2114
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