認知症はどう治療を受ければいいの?
認知症はどう治療を受ければいいの?
認知症の治療を受けるには、まず認知症の確定診断が必要です。
下記の流れで受診・治療してください。
認知症かなと思ったら
↓ 相談
ささえあいセンター、ふれあいセンター、認知症(もの忘れ)相談医等に相談してみましょう
上記の機関では認知症の知識を持つスタッフに相談することができます。
↓ 予約
砂川市立病院認知症疾患医療センターにて受診の予約
↓ 受診
砂川市立病院 もの忘れ専門外来
確定診断までに3回程度の受診が必要です。(入院による診断も行っています)
認知症の診断には、精神神経科医、神経内科医、脳神経外科医などで構成する「もの忘れカンファレンス」により、確定診断を行います。
~重要な3つのポイント!!~
- 認知症の原因疾患は、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症といった脳の細胞がゆっくりと死んでいく変性疾患や、脳梗塞などが原因で起こる脳血管性認知症などがあります。これらの3つの認知症は三大認知症と言われ、適切に治療が行われ、服薬などを行うことで症状の進行を緩やかにすることができます。
- 覚えたり、見たり、話したりする認知機能のうち、覚えるという記憶力だけが悪くなった状態を軽度認知障害(MCI)と言います。4年以内に半数が認知症に移行していくといわれており、認知症予防を考える時、このMCIの段階で早期発見し、早期対応することがたいへん重要です。
- 脳が髄液に圧迫される「正常圧水頭症」や、脳の中に血液の塊ができ、脳が圧迫される「慢性硬膜下血腫」、「脳挫傷」、「頭部外傷」により、急激に認知症の症状が進行することがあります。早期に受診し適切に脳の治療を受けることで病状が回復することがあります。
↓ 治療
かかりつけ医による治療
もの忘れ外来からの診療情報提供書の内容に基づき治療を開始します。(定期的受診)
↓ 定期検査
砂川市立病院 もの忘れ専門外来の定期検査
必要に応じてもの忘れ外来で定期検査(6か月~1年)を受けます
お問い合わせ先
砂川市 保健福祉部 介護福祉課 高齢者支援係〔1階 10番窓口〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-4452 FAX 0125-55-2301
お問い合わせフォーム