マイコプラズマ肺炎増加に関する注意喚起について
マイコプラズマ肺炎について、北海道内の報告数が全国同様に高い水準にありますので、ご注意ください。
マイコプラズマ肺炎について
マイコプラズマ感染症は、マイコプラズマという細菌による感染症で、様々な症状をきたします。現在、流行しているマイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマと呼ばれる菌による呼吸器感染症で、一般的な肺炎と異なり、学童期から成人にみられ、高齢者には少ない感染症です。ほとんどが軽症で、自然に治ることもありますが、ごく稀に重症化することがあります。
症状
マイコプラズマ肺炎では、発熱、倦怠感、頭痛、咽頭通などの症状が出始めて、数日後に咳嗽(せき)が出てきます。せきは、痰を伴うことが少ない乾いたせきが特徴で、解熱した後も長く持続することがあり、「長引く頑固なせき」と表現されます。
感染経路
インフルエンザのように、せきやくしゃみの飛散から感染が拡がる、いわゆる飛沫感染が主体です。潜伏期は2~3週間で、患者と濃厚に接する家族内、もしくは、職場内などの小集団でしばしば拡がりますが、インフルエンザのように短期間で地域での大規模な感染拡大が起こることは稀であるとされています。また、子供が学校で感染し、家庭にもちこむことによる家族内感染事例も多く発生しています。
感染予防について
インフルエンザ感染症と同様に、飛沫感染しますので、マスク着用、換気などの感染予防対策を行いましょう。併せて、石けんによる手洗いやアルコールによる手指衛生も併せて行いましょう。
参考
お問い合わせ先
砂川市 保健福祉部 ふれあいセンター 保健予防係
〒073-0166 北海道砂川市西6条北6丁目1-1
TEL 0125-52-2000 FAX 0125-52-2114
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