5月10日 協働のまちづくり企業訪問(奥山農園)
開業して35年程になる農園です。元々は露地野菜が中心でしたが、結婚されてから徐々に品目を増やし、ハウス栽培にも力をいれてきました。
5月末位までは花の苗がピークで、6月に入るとキュウリやトマトが中心になります。米も栽培しており、ゆめぴりかを扱っています。野菜や米がメインで、花はサービス程度と話しておりましたが、大きなハウスには綺麗に手入れされた無数の苗が整然と並び、平日の午前中でしたが、次々とお客様が訪れていました。まとめて買うとお徳のようです。
トマト栽培にはこだわりがあり、試験栽培や栽培改良などをコツコツと続けられ、日々研究を継続されているそうです。現場はお父さんから、料理人をしていた息子さんに引き継がれ、理想的な世代交代が進んでいます。息子さんは自前の野菜での事業展開に夢をもたれ、現在の本業の他に道産小麦粉(ハルユタカ)やオリジナルのトマトソースを使ったピザ、地元産米粉を使ったたこ焼きにチャレンジし、現在ハイウエイオアシス館の「ファーマーズカフェ空の森」に出品しています。
こちらは本業の終了後、主に夜間に市内の「Sunakaze工房」(すなかぜこうぼう)にて、同志の中道さんと協力して作業されています。 事業として成り立つにはまだまだ時間がかかるようですが、夢の続きはまだまだ継続中です。
とても仲良しなご家族で、お互いに支えあいながら新しい農業スタイルを研究し続ける奥山農園さん。砂川の農業の未来にしっかりとした道標を刻み続けています。若い力で今後も躍進していただきたいと思います。
奥山農園
ハウスの中
きれいな花がたくさんあります。
奥山農園の皆様