5月11日 協働のまちづくり企業訪問(北海道三井化学株式会社)
当市の歴史とともに歩んできた大企業である三井化学さんでは、昨年末に新社屋がオープンしました。そのお披露目も兼ね、ふだん目にすることのできない工場内部を経済部の職員とともに見学させていただきました。最初に新社屋で石本社長よりあいさつをいただき、工藤工場長より会社の沿革や現況の説明をお聞きしました。その後、各工場を責任者である加藤部長、西川課長、斎藤副課長、多葉田センター長の案内で見学。
はじめて目にするものばかり、というかそもそも通常は立ち入り禁止となっている場所です。樹脂工場、アンモニア工場、ライフサイエンス工場では、企業秘密の関係もあり、詳細に説明できないのが残念ですが、国内でも有数の生産、研究活動の様子を見ることができました。
新社屋の外観
元の社屋の中。取り壊されるのは寂しさを感じます。
一流企業のヒット商品が当市にある工場のテクノロジーから開発されている様子は、非常に興味深いものがあります。
札幌ドーム15個分に相当する敷地内には大小様々な施設が点在しています。時代の推移とともにスクラップアンドビルドも進み、創業当時の建物も少なくなりましたが、76年前に建設された旧事務所は、来年には取り壊される予定とのこと。時代の要請とはいえ一抹の寂しさを感じます。