10月10日 空知市長連絡協議会
空知10市の市長の情報交換会で年に2回開催し、平成29年度秋季は滝川市で開催しました。来年の春は砂川市で開催します。
今年のテーマは地元企業の人材確保対策です。各市が頭を痛めている問題の一つです。国の地方創生の交付金を使って事業をしたのは岩見沢市と砂川市のみでした。せっかく事業をするのなら国の交付金を使って市のお金をなるべく使わないのが砂川市の特徴の一つです。
岩見沢市の松野市長の言われた内容も砂川市で検討してみます。他市のよい所は積極的に取り入れていきたい。
市長になり、地元高校を市長として応援しようということで、今までに学校祭、公開授業等に参加して今の高校生が何を考えているのか理解しようとしてきました。体育館で全校生徒を集めて講演をしたこともあります。
従来、各企業の社長等が生徒に対して企業説明をしてきましたが、今の高校生に理解していただけたのかとの疑問が湧きました。就職希望の生徒を見ていると、あまり真剣に考えないでただ漠然と就職してしまうのでは?と見える生徒もおり、結果的に転職を繰り返した後、やっぱり最初に就職した所が一番よかったとの声も聞きました。
3年前、市の担当者に高校1年生から積極的にかかわるよう指示して、昨年から砂川高校1年生と各企業の若手の職員との交流を通して企業の紹介をするジョブスタート(ジョブスタ)事業をこれまで4回実施しました。(よい所も悪い所も含め、企業の雰囲気や給料等の勤務条件等をゲームもしながら楽しく話しあえる場)
この事業は、双方において好評で、企業の若手職員もこの交流により逆に啓発されたと言っています。結果が出るのは3年後であろうが、毎年工夫しながら実施していきたい。
あまり職員を誉めない私だがこの事業を実施した職員に感謝したい。
砂川市の取り組みについて説明
昨年10月に行われたジョブスタの様子