11月29日 山下絵理奈さんが市長室へ
2017年第62回新道展(新北海道美術協会)で新人賞を受賞した、山下絵理奈さん(砂川市在住)が市長室に報告に来てくださいました。
山下絵理奈さんは、小学校高学年の時に知的障害および精神障害の合併症、自閉症の疑いがありと診断されました。札幌の中学校を卒業後、自宅で飼っていた猫2匹の絵を描きはじめる。
2007年に山下絵理奈さんを応援する目的で、一般社団法人「猫の足あと」が結成され、代表には、絵理奈さんのお母さんと砂川の高校で同級生だった只野孝子さんがなり、今年で結成10周年を迎えます。この間、体調を崩したお母さんは絵理奈さんと祖母のいる砂川に引っ越してきましたが、絵理奈さんは週2回札幌のギャラリーに一人で通い創作活動を続けてきました。しかし残念ながらお母さんは2013年に他界。
只野さんは悩んだ末、黙々と創作活動を続ける絵理奈さんを応援しようと札幌のギャラリーを継続しました。
札幌のギャラリーは、札幌市中央区南2条西2丁目富樫ビル8階「猫の足あと」。札幌に行かれる方はギャラリーに寄っていただき応援していただければ幸いです。絵理奈さんが描いた猫のカレンダー2018年版を販売しています。
左から只野さん、山下さん
山下さんの作品