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4月12日 雑感―市長とは・・・。

オアシスパークの白鳥

今日は朝から雪が降っている。昨年も11日に雪が降ったような・・・
夏タイヤの交換をもうしてもいいと言っているようななごり雪。
北海道にいると1年の始まりは1月ではなく4月の春を迎えたときからと思える。それ程長かった冬に別れを告げ待ち遠しかった春を迎える喜びが大きいからだろう。
(写真オアシスパークの白鳥)

『閑話休題』
市長が一番気にかけるのは、国の経済状況から政府の向かいそうな方向を想定して、5年後には財政的にこうなっていくだろうと想定して市の事業を決定して事業の確保と財政規律を守ることです。市長は在職中、強迫観念に取りつかれたように何らかの足跡を残そうとする。
かつては一番わかりやすい箱モノ等、形が見えるものに走りがちになっていた。そして自分が市長をやめた後に効果が出てくるような事業には関心が薄い。箱物行政が恐ろしいのは造って終わりではなく、それから何十年も毎年必要となる光熱水費や維持管理経費です。これが案外馬鹿にならない。これが過ぎると維持管理経費等の固定的な経費がかかりすぎて政策にかける予算が少なくなってしまう。
箱モノを悪いとはいわないが必要最小限にすべきものです。

国の予算で一番支出が多いのは高齢化による社会保障費です。国の医療費を抑える政策によって個人や自治体の負担が増えることとなる。介護保険事業や福祉も同じである。社会保障費が増えるのは国だけでなく市町村も同様に増えることから対策をしなければならないが、効果がでてくるには5年以上かかる。
介護保険事業は高齢化に伴い、たとえば特別養護老人ホームを建設すると市民の介護保険料が大きく上がることとなる。福祉が1番といっても負担も1番では市民が納得しない。介護保険事業を充実させても個人負担を上げない方法は一つしかなく、40歳以上の方が対象の特定健診の受診率を上げ、早期発見・早期対策により重症化する人を少なくするしかありません。
砂川市は空知24市町では介護保険料は下から3番目に低いのですが、これは地道に特定健診の受診者を増やしてきたからで、保健師の努力による成果が着実にあらわれています。
市長の仕事の半分は見えないところで行われている。

特別養護老人ホーム福寿園

特別養護老人ホーム福寿園

特定健診の様子

特定健診の様子
現在約45%の健診受診率を何とか60%まで上げたい

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