5月10日 空知川治水促進期成会設立総会
昨年の台風により空知川上流の南富良野町では、8月29日から31日までの降水量が515ミリメートルを越え、空知川の堤防決壊2か所、越水11か所となり、道路・橋梁・農地・水道取水施設の他、ポテトチップス工場など大打撃を受けました。
ちなみに砂川市は20日の1日で188.5ミリメートルの降水量がありました。1時間に53.5ミリメートル降る時間帯もありましたが、昭和56年の災害以降、石狩川やパンケ歌志内川の整備が進んだことから、ぎりぎり大事に至らなかったものです。
昨年秋、北海道の災害指定を受け、早期復旧の要望を道内38市町村の首長で国土交通省への要望活動を行いました。
その懇談の席で南富良野町の池部町長から、空知川の期成会を作ったほうがよいのではないかとの話があり、滝川市の前田市長が取りまとめをして今回の5市1町(滝川市、赤平市、芦別市、富良野市、南富良野町、砂川市)による設立総会となりました。
総会で、会長に赤平市菊島市長、副会長に南富良野町池部町長が選出されました。札幌開発建設部から宮島部長、宮藤次長も出席いたしました。
空知川には滝里ダムと金山ダムの2つがありますが、南富良野町はその上流にあり、ここまでの雨が長期間にわたって降るのははじめてのことです。
期成会の会長に就任した赤平市菊島市長(右)
札幌開発建設部宮島部長(右)から空知川の現状についてのお話をいただきました