5月11日 第1回地域包括ケア会議
市長になり最初に着手したのが地域包括ケアシステムの構築でした。
ハード事業もありますが、メインはソフト事業で一番大変な事業となるのは着手前からわかっていました。かつて厚生労働省は寝たきりゼロ作戦なる事業を展開しましたがうまくいきませんでした。その理由は、介護・福祉・保健等行政は連携がとれても肝心の医療が入っていなかったからです。
国は増え続ける社会保障費を抑えるために、今度は介護・福祉・保健・すまい・医療等を一体となって進めようというものです。
行政は手はじめに地域の見守り事業に着手しました。地域に住民4情報を知らせる「砂川市高齢者いきいき支え合い条例の制定」により”手上げ方式”により見守りを必要とする高齢者の把握と地域町内会との連携を図りました。
また、市立病院では小熊事業管理者が中心となり市立病院と各介護事業所とが医療情報を共有できる砂川市地域包括ケアネットワークシステム(みまもりんく)を整備しました。これと並行して地域包括ケアワーキンググループや地域包括ケア部会で論議してきた課題や問題点があり、本日の地域包括ケア会議で全員が出席して少しずつ解決していこうというものです。
出席者は空知医師会、歯科医師会、薬剤師会、各事業所、砂川訪問看護ステーション、砂川市地域包括支援センター、砂川市立病院から小熊事業管理者、院長、副院長、看護部長等です。
地域包括ケア会議の様子
砂川市立病院小熊事業管理者(左)と平林院長