8月1日 災害時の情報共有訓練
昨年8月20日土曜日に昭和56年以来となる35年ぶりの避難勧告を発令し、豊沼方面、宮下方面を中心に5か所の避難所を開設した。
昭和56年災害から30年以上経ち、避難勧告発令や避難所開設について、ほぼ全職員がはじめてで、災害対策が落ち着いた後、各部署から課題等を出し、反省点も含め検証を行った。その中で一番多かったのは「本部や各班の動きがわからない、情報共有されていない」といった意見。
その対策として、全職員を対象に7月31日に携帯電話、スマートフォンを使った共有方法の説明、8月1日は、昨年の短時間豪雨を実際にシミュレーションし、各班より連絡員を災害対策本部調整所に派遣してもらい、広報活動、避難所開設、備蓄品運搬等を実際に行い、スマートフォンを使用した各班の情報共有がどこまで可能なのか実証実験を兼ねた訓練を実施。
昨年は1週間で3つの台風が北海道に上陸した8月でしたが、今年も台風5号の動きが非常に気になります。
市民の皆様、これからの時期は特に大雨、土砂災害に注意する季節です。災害がなく訓練も空振りに終わることが一番いいのですが、「備えあれば憂いなし」日頃からの準備が防災には一番大切です。
市長公室課執務室を災害対策本部調整所として訓練を実施
現場から上がってくる情報をもとに被害状況を地図にマークします