10月9日 株式会社熊谷興産熊谷貴広会長来庁
熊谷貴広氏は2018年度優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)を受けました。建設マスターは優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成などに貢献した建設技能者を顕彰するものです。道内から20人選出されました。
熊谷さんは、現在、国土交通省が進めているICT工事(情報化施工)の先駆者で、東日本大震災後、東北の人達が自らの手で災害復旧するために、全国建設産業教育訓練協会・富士教育訓練センターで「被災離職者技能訓練コース」を開講されたときに、機械土工の専門家として講師を務めたそうです。
また、熊本地震の時の国の要請に基づき災害復旧に係わったとのこと。
ICT工事とは、測位計測システム(GPS)を使い、遠隔操作で工事を行うもので、時間はかかりますが安全性が確保されるもので、福島原発や有毒ガスが発生している等危険が伴う工事に有効で、経験を積みあらゆる事態の対処方法を知識として集積することが大事だそうです。
熊谷さんは砂川にいるより道外に行っていることが多く、これからの活躍を期待しています。
熊谷貴広氏(左)