4月17日 空知市長連絡協議会春季定期総会
空知10市持ち回りで春、秋2回開催することから5年振りに砂川での開催となりました。
5年前は総会後、北菓楼の工場を視察。製造ライン毎に色々なお菓子を試食し、懇親会では料理が喉を通らなかったのを思い出します。
今年の議題は「増え続ける社会保障費をどう抑制し、持続可能な財政を維持するか」を協議しました。砂川市の社会保障費も、この10年間で2億6千万円増えました。それだけ経常的な経費が増え、政策的な予算が少なくなったことを示しています。
国の動きも医療費や介護にかかる費用を抑制することが大命題となっており、その削減に努力した自治体に財源を多く配分する方向となっています。(普通交付税での調整や、国民健康保険での保険者の努力支援制度並びに介護保険制度での高齢者の自立支援や介護の重度化防止など)
砂川市では地域包括ケアシステムをいち早く取り入れ、75歳以上の高齢者の割合は、全国全道の平均を大きく上回っていますが、逆に介護度が2から5の中度から重度の人の割合が全道平均を下回っています。これが介護保険料が全道で下から4番目に位置している理由です。
今後、施設介護が増えることにより介護保険料も上がってきますが、それを抑える施策も同時に行っていかないと、福祉1番、負担も1番みたいなことになってしまいます。
総会後は砂川ハイウェイオアシス館の視察を行いました。産直市などの説明をしていただきました砂川ハイウェイオアシス観光株式会社の泉山社長ありがとうございます。
会長市の岩見沢市松野市長
社会保障費について、各市長と意見交換
砂川ハイウェイオアシス館
産直市場そらいちマーケット