7月1日 砂川市市制施行60周年記念式典
『式辞要旨』
市制施行された昭和33年頃の砂川は、戦前の東洋高圧の建設(肥料の生産量日本一)、北洋火薬(炭鉱用のダイナマイトの生産)、三井木材(石狩川を使い上流域からの木材の集積地)等の企業が進出して近隣の産炭地とともに発展し、人口3万1千人余りとなり、昭和33年7月1日に特例で市となりました・・・。
本年は、人の人生でいえば、再び生まれた年の干支に還る「還暦」の節目となります。これまで大きな自然災害等幾度も悩まされながらも、先人達のたゆまぬ努力により、わがまちが再生し、現在に至りますが、ここで砂川市が生まれたときに還り、これまでの歴史と伝統、そして郷土を愛する気持ちを次世代へ引き継ぐことも、今を生きる私達砂川市民の大きな使命だと感じています。
本日は、輝かしい未来に向けて新たな一歩を踏み出した記念すべき最初の節目の日でもあります。この様な事を改めて考えることが、この市制施行60周年を迎えた意義であると思っています。
現在は、少子高齢化や人口減少等、地方都市を取り巻く環境が厳しいものがありますが、人は、まちの発展の原動力であり、その対策は最重要課題であります・・・。市立病院を核として、保健・医療・福祉の充実に努め、これまで同様、市民、産業・経済界、行政が一体となって、更なる砂川市の発展・飛躍に全力を尽くしてまいります。(中略)
ご臨席をいただきました各界・各層の皆様、そして市民の皆様に心から感謝を申し上げます。
式辞
砂川市議会飯澤議長
ご来賓の皆さま
其田実行委員長
市民憲章朗読した心呂座の皆さん
昔の写真などの資料をロビーに展示
記念講演の講師である養老孟司さんと
養老孟司氏による記念講演「人生を楽しむ流儀」