7月4日 豊沼奈江川5号樋門排水用水中ポンプ試運転
昨年の石狩川豊沼1号樋門での排水用水中ポンプ設置に引き続き、今年は豊沼奈江川にも設置し試運転を行いました。砂川市が購入しメンテナンスは村田施設工業が行います。この施設は仮設で台風シーズン等に設置することとなります。水中ポンプは2基で毎分8トンの水を排水します。
奈江川5号樋門に溜まった雨水はふだんは豊沼奈江川に流れ込みますが、台風等の大雨が降ると豊沼奈江川の水位が上昇し、住宅地へ流れるのを防ぐために樋門は閉じられます。そのため、行き場を失い溜まった雨水が豊沼地区豊栄町で浸水被害が発生する大きな要因となっていましたので、ポンプで川に放水しようというものです。
この排水用ポンプとあわせて、今年は下水道事業として奈江豊平川14排水区管渠新設工事に着手し、来年は農地耕作条件改善事業を行うことにより、豊沼地区豊栄町の水害対策に大きく貢献するものと思っています。
また、平成28年に発生した豊沼奈江川の水害対策として、昨年度国・道において樹木の伐採と河道掘削工事も行っていただきました。あらためて関係機関に感謝を申し上げます。
防音型エンジン発電機
制御・操作盤
排水用水中ポンプ
右から鶴見製作所北海道支店札幌営業所の大島所長、村田施設工業の佐藤社長、私
平成28年災害時の豊沼奈江川
現在の豊沼奈江川。
生い茂った木がなくなり、川の流れがよくなりました。