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8月29日 地域包括ケアシステム構築に必要な「北海道栄養士会空知支部研修会」

北海道栄養士会空地支部秋季研修会

地域交流センターで開催。4年前に総会が開催され、昨年秋も研修会が開催されたような記憶が。砂川市開催が多いような気がしますと挨拶で言ってしまいました。駅直結で駐車場も広い、施設が新しく冷房完備で使いやすいのが原因なのだろうか。別な会議でも”総会は砂川市で”というのが近年多くなってきています。
会場に案内されると女性ばかり。それも私がふだん話している年齢層よりかなり若い。なぜか緊張してしまった。
北海道栄養士会空知支部長の小管ルミ子さん、ご苦労さまです。
皆さんの写真撮り忘れてしまいました。申し訳ございません。

歓迎の挨拶では、私がかつて(30代の頃)保健係長を3年やっており、栄養士の重要性を感じて新たに職員を採用し食生活改善に取り組んだことがあった。市長になり一番ためになったのはこの3年間の経験で、それが地域包括ケアシステムを構築する原動力になったと話しました。
保健師や栄養士の皆さんは使命感が強く、まじめで仕事熱心・・・そんな人達と記憶しています。今後とも健康寿命を延ばすために一緒になって取り組んでいきたい。
本日の研修会の講師は、札幌医科大学医学部細胞生理学講座の當瀬(とうせ)規嗣教授による『動脈硬化性疾患予防ガイドラインを食事療法に活かす』という専門的かつ実践的なお話です。

『余禄』

講師控え室で當瀬教授との会話。
當瀬教授はずっと「生理学」の基礎研究をやられてきた方で、私の代で目が出なくてもそれを引き継いだ誰かが結果を出せばよい。基礎研究にはお金と時間がかかるとのことでした。
私の息子も札幌医大を出て、「視神経を電気信号に変えて伝達・・・?」という基礎研究に没頭していることから、こんな会話になった。
市長をしているとすぐ結果が出るようなものをやりたくなるが、基礎研究と同じで「地域包括ケアシステム」のように医者を中心に多くの職種が連携して作りあげていく時間のかかる作業こそもっとも重要だ。

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