有限会社ほんだ菓子司代表取締役会長 本田日出雄氏が春の叙勲で旭日単光章を受章し報告に来てくれました。
今日市長の所に来る前の朝礼での訓示で「考える人はチャンスがある。2対6対2の原理があり、最初の2は必要な人、次の6はついていく人、最後の2はついてこない人」と話したとのこと。
今までの取り組みの一例をご紹介しますと、平成27年度に「滝川産のさつまいも及び本別町産の豆類を使用したこだわりの砂川スイーツの開発、販路開拓事業」が農商工連携事業計画に認定され、その商品のパッケージデザインは「北海道のおいしいつながりパッケージデザイン展」グランプリ及び北海道経済産業局長賞を受賞しています。
また、平成28年度には、「マルチコーンを使った商品開発」で市場対応型製品開発支援事業に採択され、スナック菓子「ポンタベール」が発売されました。これは、北海道立総合研究所機構がマルチコーン（コーン粉の原料）の生産農協であるJAそらち南に技術供与を行い遺伝子組換品ではない日本初のコーン粉を開発し、それを商品化したものです。平成29年に北海道主催の北海道新技術・新製品開発賞で優秀賞に選ばれました。
これまで「5％の人にわかってもらえれば良い。そこから広がればよい。」という思いで取り組んできたとのこと。ほんだ菓子司では、国内では貴重な自社製の製餡（あんこ製造機）をもっていて雑豆を入れていないのであんこの色は赤っぽいとのこと。これが本来の色で分かる人に分かってもらえれば良いのだそうです。
砂川のお菓子屋さんは皆さん頑張っています。
常に農商工連携に取り組んでいる本田会長らしいお話で2時間ほど懇談をしました。叙勲おめでとうございます。