新砂川農業協同組合本所2階多目的ホールで開催。
式典は壽松木裕会長の挨拶で始まり、水稲振興会に功績のあった武藤和實元会長、渡辺勝郎前会長に感謝状・記念品が贈られました。来賓挨拶として私と新砂川農業協同組合佐々木孝一組合長が挨拶をしました。
創立70周年記念誌によると、水稲振興会は昭和26年に農民組織として農民同盟の誕生から始まり、高度経済成長期には水田から宅地への転用、バブル期とその崩壊、平成5年の大冷害、政府米から自主流通米へ、食料管理法から新食糧法へ改正され、近年においては米価の下落など、大きな変動があった中で、日本の食糧基地である北海道の米どころ「空知」で、その一翼を担われ絶え間ないご努力をされてきたことに感謝を申し上げます。
しかし、平成14年に73名だった会員数は令和3年では26名となり6割以上減少しています。
砂川市としては、基幹産業である農業を守るべく、国や北海道の事業を活用しながら農業の再生に力を注いでいきます。
壽松木会長は6年間の会長職を今回退任いたしますが、砂川市のゆめぴりか特別栽培米は高い評価を受けており、ふるさと納税の返礼品としても好評です。
若い人がこれからの水稲振興会を牽引していくことを願っています。

『追記』
帰りがけに2022年JA新すながわ特別栽培米生産組合のカレンダーを頂きました。田植日から逆算した計画的な作業工程と毎月の注意事項が書かれています。手間暇を掛けるとおいしいお米ができるようです。よく乾く水田作りが低タンパク米安定生産の近道とのこと。水管理の時期か稲刈りの時期に写真を撮りに行こうかと思う。