毎年2時間ほど時間をいただき訓示という名目で新入職員の研修を行っている。
今年のテーマは「私（市長）の記憶に残るような自己紹介」で、一人一人やり取りをしながら若者の特徴を掴もうと言うものです。今回で11年目を迎えましたが近年は競争心が薄く、上下関係が得意ではない傾向がみえますが、デジタル社会には適合しています。ボランティア参加の意識（昨年の黒瀬ラベンダー園の再生など）は強いようですが、怒られることに慣れていないように感じます。
私の研修のあり方もこの10年でずいぶん変わりました。市職員に必要なのは頭より心で、知識や経験が乏しくても正義感が強く、改革意識がありかつ市民に寄り添う心、若者らしい若者を必要としています。
そのためにも、自治体側としても単なる知識の試験ではなく、民間のようにSPI（総合適正検査）を実施した後に個別面接や集団面接を実施することや試験のあり方についての検討が必要と感じるし、公務の素晴らしさを知ってもらう努力も必要だ！