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3月28日 4月から北海道農業共済組合に

4月から北海道農業共済組合に

北海道中央農業共済組合の堀徳裕中空知支所長と栗山裕輝理事(写真左)が市長室に来られた。北海道には農業共済組合が5か所(北海道中央、南北海道、十勝、オホーツク、北海道東)にあり、それぞれが米作、畑作、酪農など特色を持ちながら活動してきましたが、農家戸数の減少や国事務費補助金の削減、長引く低金利による受取利息収入の減少等厳しい状況が続いており、大規模災害に対応できない状況にありました。
この度「農業共済団体等における1県1組合の取り組みの推進(農林水産省経営局長通知)の発出により、令和4年4月1日から道内の共済組合が統合し「北海道農業共済組合」の誕生となるとのこと。
北海道の食料自給率は216%で、3年連続1位となっており日本の食料基地でもあります。なんとかこの自給率を守り、生き残りをかけて頑張っていただきたいと思います。

『閑話休題』
栗山裕輝理事は、奈井江で農業を営んでいますが、平成28年から令和3年までカエル倶楽部の会長を務めています。このカエル倶楽部は、平成18年に設立され、極力農薬を減らし環境に優しくカエルと共存できる米作り目指して技術の向上とブランドの確立を目指しています。
現在もこだわりの米・差別化米専門店の東京スズノブの支援を受けてブランド化を進めており、会員は12名で西豊沼の寿松木さんも砂川から唯一会員となっています。
JA新すながわの「ゆめぴりか生産協議会」は会員117名(令和4年2月現在)でタンパク基準6.8%以下を目指して生産(農薬節減米・慣行栽培米)。その上の「特別栽培米生産組合」は68名(令和4年2月現在)でタンパク基準6.5%以下を目指して生産(特別栽培米)。さらにその上の「米の匠」は12名で慣行栽培比化学肥料5割、化学農薬を7割以上削減し、タンパク6.5%以下の良食味米生産に挑戦する米の匠たちだそうです。
栗山さんは、あくまでも米の味で勝負しブランド化を目指すとのこと。このことから、カエル倶楽部は、平成26年度北海道米麦改良協会共励会で「生産グループ」「個人の部」で、それぞれ最優秀賞を受賞しました。
また、平成27年の2月には、JA新すながわ「ゆめぴりか生産協議会」が北海道優良米生産出荷共励会最優秀賞を受賞し、4月の受賞祝賀会には私も挨拶をさせていただきました。
 

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