3月30日 砂川市立病院平林事業管理者辞令交付
4年前に小熊事業管理者の後を受けて事業管理者の発令を行いましたが、また新たに4年の任期で辞令交付を行いました。
一般的にわかりにくい制度ですが、大きな自治体病院では病院長の上に事業管理者を置き、市長の権限のうち病院の管理運営を事業管理者に任せている病院があります。砂川市も同様で医療分野や管理運営については平林事業管理者に任せています。したがって組織上は、病院事業管理者が代表で、その下に院長、副院長という組織になります。
今、市立病院は砂川市だけの問題ではなく、コロナ禍の中で患者数の減少やコロナ患者の受け入れ等大変な時期を迎えています。
平林事業管理者は就任当時から「地域医療のトップリーダー」になることを目指し、この4年間様々な取り組みを展開してきました。
その考えの根底には「職員の満足度を上げなければ、患者満足度が上がるはずがない。」という考えがあり、まずは職員満足度をあげるための取り組みから始めた結果、今では職員の定着率も高まり、また、医師をはじめとした医療スタッフが集まる、いわゆる「マグネット・ホスピタル化」している様に思います。
病院経営にも非常に熱心で、ご自身も診療情報管理士の資格を取得するなど、医業収益の向上にも自ら取り組んでいますし、地域住民の方々が札幌や旭川など大都市に行かなくても高度な医療が受けられるよう医療機器等の整備にも力を注ぐなど「医療の質向上」と「医業収益の確保」に率先して取り組んでいます。
市立病院を建て替えて10年が過ぎましたが、その当時から274名も職員が増えており、医師も24名増えています。これだけ職員が増えるのはあまり想定していませんでした。このため病院内の会議室等を他の用途に変えながら対応していますが限界が近くなってきました。それだけに平林事業管理者にかかる負担も大きくなってきています。
中空知の基幹病院として、中空知そして砂川市の医療を守るために奮闘されている平林事業管理者には心から感謝を申し上げます。引き続きまた4年間よろしくお願いいたします。
再任となった平林病院事業管理者(写真左)
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