6月7日 叙勲伝達式(砂川地区広域消防組合)
この度の春の叙勲にて砂川消防団大谷芳市氏(平成21年3月末まで副団長を歴任し退団。45年1か月在籍)
浦臼消防団椛澤清治氏(平成22年3月末まで副団長を歴任し退団、39年在籍)の2名が瑞宝単光章を授与され、その伝達式を行いました。
お二人とも砂川地区広域消防組合発足前の消防団に加入し、主たる暖房が石炭で火災の多かった時代で、河川の整備も完全でなく水害も多く、消防職員も少ない、まさに叙勲に値する活動をしていた時代を経験しています。
大谷さんの思い出は、昭和48年江別市で開催された北海道大会のポンプ操法で優勝(砂川消防では初の優勝)したことで、100日間朝、昼、晩と練習し、当時の斉藤一郎団長が祝勝会も開催してくれたことだそうです。
椛澤さんの思い出は、昭和49年浦臼町の製材工場の火災で、国鉄浦臼駅、鉄道官舎、一般住宅が建ち並ぶ地区で風速10mを越える強風の日に延焼したチップ材が火の粉となって飛び散る中、猛火・猛煙に押されながらも延焼阻止と火勢鎮圧に成功し、被害を最小限にしたことです。
また、お二人とも昭和56年、63年の水害を経験している方ですが、今は水害を経験した団員はほとんどいなくなった。
大谷芳市氏
椛澤清治氏
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