8月24日 河川3団体による治水研修会
北海道河川環境整備促進協議会(会長砂川市長)、北海道千歳川水系治水連絡協議会(会長恵庭市長)、石狩川治水促進期成会(会長滝川市長)の国直轄河川3団体による治水の合同研修会を3年ぶりに開催しました。後援は、一般財団法人北海道河川財団です。
講演は、今話題の「流域治水の社会実装に向けた課題と展望」で、講師は滋賀県立大学瀧健太郎准教授による100分間の講演でした。閉会の挨拶が砂川市長となっていることから、より真剣に聞いていました。
従来の河川計画では、河川の氾濫を防ぐためにダムの建設や河道掘削、堤防の整備であったが、近年の異常気象により氾濫が起こることから、河川の流域のあらゆる関係者が協働して全体で行う治水対策、「流域治水」へ転換。
具体的には、雨水貯留浸透施設(田んぼやため池)の整備、より低いエリアへの誘導(土地利用規制・誘導・移転促進、不動産取引での水リスク情報等)等ですが、現実には法律での規制や権利関係等難しい課題がいっぱいあります。
また、グリーンインフラ(自然が持つ多様な機能を上手く利用する)の整備(例として釧路湿原の自然を利用した貯水機能)など多くの対策があります。
砂川市でも豊栄地区の雨水対策として、多くの手法を取り込みましたが、課題もたくさんありました。
滋賀県立大学瀧健太郎准教授による流域治水の講演
北海道河川環境整備促進協議会会長としての閉会あいさつ
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