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5月27日 災害対策本部(市長会議室)の紹介

災害対策本部(市長会議室)の紹介

先日のブログで遊水地のことを書きましたので、今回は石狩川の氾濫が想定された時の「避難行動要支援者」への対応について書きます【先日のブログ(雑感―昼の散歩道と遊水地の役割―)はこちら】

災害対策本部に設置されている機器

◀まずは災害対策本部に設置されている機器について~85インチBIGPAD、操作用パソコン、60インチTV、WEB会議用カメラ、WEB会議用スピーカー。

左右の壁は、磁石を使用してハザードパップや災害発生時の資料を貼り付けることができる

◀左右の壁は、磁石を使用してハザードマップや災害発生時の資料を張り付けることができます。

85インチBIGPAD(4分割)

◀85インチBIGPADでは4分割した画面に、河川情報、気象情報、インターネット情報、国の河川水位の状況等を同時に見ることができます。

石狩川の上流にある旭川市の地図と旭橋水位観測所の様子をリアルタイムで見ることができます

◀石狩川の上流にある旭川市の地図と旭橋水位観測所の様子をリアルタイムで見ることができます。旭橋の観測所で危険水位を超えた場合、砂川に到着するまでの時間は6時間から7時間ですので、その間に石狩川の浸水想定区域の避難行動要支援者138人を避難させなければなりません。
なお、本州での実例では、実際に災害が起こると避難行動要支援者の数は増えると報告されています。

「避難行動要支援者」の場所を地図上に落としたものです

◀砂川市の「避難行動要支援者」の場所を地図上に落としたもの~この「避難行動要支援者」の災害対応は、ゼンリンの地図情報のシステムを採用しており、救助に行く救護班や自衛隊が必要とする住所、氏名、UTM座標が打ち出される。
このUTM座標は、全世界共通の座標(自衛隊も使用している)でこの座標をgoogle mapに入力すると、ルートを表示し目的地まで誘導してくれます。

画面の上から救出者数や救出完了時間等を電子ペンで記入できる

◀画面の上から救出者数や救出完了時間等を電子ペンで記入できます

災害対応は時間との戦いで、今回のシステム導入により、かなりの時間短縮を図ることができますが、課題としてはマンパワーの確保です。
建設協会や消防団などと連携を密にしなければならない。

お問い合わせ先

砂川市 総務部 市長公室課 秘書係〔3階〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-8761 FAX 0125-54-2568
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